キーパーグローブ 初心者・子供向け

初めての子供用のキーパーグローブの選び方を解説します!おすすめのグローブはこの2つ!

子供用のキーパーグローブを初めて選ぶときのポイント、最初に買うべきキーパーグローブのおすすめを紹介していきたいと思います。

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この記事を読んでいただいているのは、お子様がゴールキーパーを始めたという親御さんなのかなと思います。サッカーをはじめたての幼稚園や小学生にとって、キーパーは花形ポジションのひとつです。

理由はけっこう単純です。

  • 試合の中で一人だけ手を使えるという特別な役割であること
  • 他のポジションと違う色のユニフォームで目立ちたい
  • そして、特別に身に着けることができるキーパーグローブ!

といったところでしょうか。

サッカーならまだしも、ゴールキーパーをやったことがある方なんてそうそういないので、キーパーグローブってどんなものをどこで買えば良いのか、全然見当もつきませんよね。

そこで本記事は、お子様がゴールキーパーを始めた親御さんが、初めて子供のためにキーパーグローブを選ぶときのポイントを解説していきたいと思います。小学生の子供をターゲットにしています。ぴったりのキーパーグローブを選んであげることで、間違いなくお子様のテンションがあがると思います!

そもそもキーパーグローブが何のために必要なのか?本当にいるのか?

グローブが必要な理由--。

それは手を使ってゴールを守る際にケガの予防につながります。

ご存じの通り、キーパーはチームの中で特別な役割を与えれています。チーム唯一手を使うことが許され、その手を使って自チームのゴールを守ります。

時には身を投げ出してゴールを守ることもあるし、至近距離からシュートを打たれて止めることもあります。相手のシュートを止めて、相手の得点を防いだ瞬間の達成感はキーパーにとってはたまらないものです。

一方で、相手の強いシュートを止めことは、痛みとの戦いでもあります。痛いのが嫌で、キーパーをやりたくないと思ってしまう子供も多いでしょう。時には我慢しなければいけない痛みもありますが、防ぐことができる痛みは防いであげたいですよね。

そこでキーパーグローブの登場です。キーパーグローブの手のひらの部分はパームと呼ばれるすべり止めの部分と、クッション材の2層からなり、ボールを止めるときのグリップ力と衝撃吸収の機能があります。

これが子供の手を守りケガを防いでくれるのです。また突き指を防止してくれるようなフレームが組み込まれているようなグローブもあります。メーカーによりますが、フィンガーセーブとかスパインという言葉がグローブの名前に含まれているやつですね。

キーパーグローブはどこで買えばいいのか?

キーパーグローブは、インターネット、またはスポーツショップで購入することが可能です。しかし、今はインターネットで買うのがおすすめです。

理由としては、インターネット方が圧倒的に選択肢が多く最適なキーパーグローブを購入できるからです。ひと昔前はキーパーグローブを買うとなるとスポーツショップしかありませんでした。しかし、例え大きめのスポーツショップや、サッカー専門ショップであっても、キーパーグローブのコーナーなどほんの一画に過ぎず、ましてや子供用のグローブとなると選択肢は2、3個あれば良い方です。

店舗で試着してみないと着け心地がわからないのでは?と思うかも知れませんが、大抵のスポーツ用品店ではキーパーグローブは簡単に試着できません。やはりキーパーグローブは繊細なのであまり試着されるとすぐにダメになってしまうので、試着をする際には店員さんにお願いするお店が多いんですね。

一方インターネットでは店舗に比べ、いろんなメーカーやいろんなサイズのグローブが選べます。またサイズもある程度決まっていますし、万が一サイズが合わなかったとしても返品・交換ができますので大きな心配はありません。もちろん、返品・交換についての注意書きはしっかりと確認するようにしてください。

どのサイズを買えばいいの?

インターネットで買うとサイズが心配ですよね。サイズは各メーカーや通販サイトにサイズの目安が載っています。手のひらの横幅と縦の長さからサイズを決定していきます。

横幅の長さを測るときには、親指のつけねあたりの横幅を測ります。そのあたりが一番太いからです。

また、縦の長さは指先から手首の付け根までの長さに少し余裕を見るのが良いです。長さがぴったりだと突き指しやすいので、0.5cm~1cm程度余裕があるサイズを選ぶのがコツになります。

各キーパーグローブメーカーの毎のサイズの目安については以下の記事も参考にしてみてください。

概ね4号~5号がジュニア向けのグローブなので、小学生のお子さんのグローブを選ぶ際にはこのあたりのサイズがあるものを選ぶことになりますね。実際のサイズの目安の測り方はメーカーによっても異なるので、上記の記事を参考に選ぶようにしてください。

キーパーグローブに必要な匂い対策

匂い対策?そう思われた方もいるかも知れませんが、キーパーグローブは匂い対策が必要です。

といいますのも、手にかいた汗がグローブの中に残るので、そのまま何回か使っているととても不快な匂いが手につくようになります。

対策としては洗うしかありません。インナーグローブという商品もありますが、サイズが限定的で子供用の商品は出ていません。

スポーツ用の手袋を中に装着すると匂い対策はできるのですが、キーパーグローブの内側で滑ってしまい、非常に使いづらくなってしまうので避けた方が良いです。

こういうのをグローブの下につけるのは避けた方が良いです。

子供用キーパーグローブの洗い方

「グローブは繊細なので洗濯機はNG。
基本は中性洗剤を使って手洗いが基本です。
できれば専用のシャンプーを使ってください」

グローブのメンテナンス方法を書いているサイトだと大抵そういう記述がありますし、メーカーの公式でもそのように書いてあります。

ただ、私なんかは普通に洗濯機が洗っています。毎日手洗いなんて正直やっていられないですし、洗濯ネットに入れればそこまで大きくに劣化することはありません。

ウールシュポルト スターターソフト

手洗いは子供が中学、高校くらいになって、もっと良いグローブを使うようになったら自分でやらせればいいんです笑

ただし注意点は、乾かす際に直射日光に当てないこと。そして、パーム同士を合わせないことです。直射日光で乾かすと、一気にボロボロになりますので日陰で干す必要があります。また乾かすときもそうですが、保存するときも、パーム同士(手のひらのゴムの部分です)を合わせないようにしてください。時間が経つと手のひらの部分がくっついてしまって、はがすときにボロボロになってしまうことがあります。

小学生くらいだと、週1くらいで練習というところが多いでしょうか。それであればグローブは1つで十分ですが、もし毎日のように練習があるようであれば、できれば2つ同じキーパーグローブを購入するのがおすすめです。

日陰で干す必要があるので、乾くのに時間がかかります。洗濯して乾かしている間はもう一方のグローブを使う、というのができるとベストですよね。

具体的なメンテナンス方法については以下の記事でも紹介していますので、参考にしてみてください!

子供用キーパーグローブの選び方

キーパーグローブの機能性で選ぶ

いよいよ本題のキーパーグローブの選び方です。選ぶ時の大切な要素は

  • サイズ
  • パーム(グリップ)の耐久性
  • サポートフレームの有無

の3つです。

サイズについては前半で述べた通りですね。小学生であればサイズは概ね4号か5号。高学年で成長が早いお子様の場合は6号の場合もあります。繰り返しになりますが、装着したときに、指の先が0.5mm~1cm程度余るくらいが最適サイズです。

続いてパームの耐久性です。キーパーグローブも命ともいえる、ボールをキャッチするグリップ部分、要は手のひらの部分の素材です。

このパーム部分が劣化するのは、ボールをキャッチするときだけではなく、むしろ地面に手をつくときになります。特に小学生やキーパーを始めたばかりの選手は、練習中、試合中に関わらず頻繁に地面に手をつき、どんどんパームがボロボロになっていきます。

パームは柔らかい方がボールをキャッチしやすくなりますが、耐久性は低いです。ゴールキーパーを始めたばかりの子供向けということであれば、耐久性を重視したパームを選ぶのが良いと思います。

例えばウールシュポルトのグローブであれば、「スターターソフト」「スターターレジスト」というパームのグローブがおすすめです。

パワーライン エリート スターターソフト

もしお子様が突き指や、強いシュートへの対応に恐怖を感じているようであれば、サポートフレーム付きのグローブを購入するのも手です。少し値段はあがりますが、指の裏側に金属のフレームがついており、指が逆側に曲がるのを防いでくれます。

https://uhlsport.jp/technology/

フレームが入っているものは、指が動かしにくいという弱点もありますが、ウールシュポルトであれば、「フレックスレーム」というフレームが入っているものが動かしにくさとサポート力のバランスが良いです。

パワーライン ソフト フレックスフレーム

好きな選手と同じグローブを選ぶ

ここまでは商品の機能性でグローブを選ぶ方法を紹介してきましたが、もう1つの選び方としておすすめなのは、好きな選手と同じメーカーのグローブを買ってあげるというものです。

キーパーグローブは昔よりもはるかに技術が上がってきていて、同じ価格帯のグローブであれば、機能にそこまで大きな差はありません。それよりもやはり子供がテンションがあがるかどかだと思っています。

好きなゴールキーパーがいれば、その選手と同じメーカーのグローブを買ってあげると絶対にテンションがあがります。

当サイトでは世界中のキーパーがどのグローブを利用しているのか紹介していますので、よければ参考にしてください。

https://gkisland.net/category/keepergloves/

結局どのグローブを買えばいいの?子供向けにおすすめのキーパーグローブ。

色々なサイトでグローブのランキングが掲載されていますが、結局どれを買えばいいのでしょう?本サイトで厳選したおすすめグローブを3つ紹介します。全て¥4,000台以内のものを選定しています。

キーパーグローブの機能で選ぶ

uhlsport(ウールシュポルト) スターターソフト

機能性で選ぶのであれば、uhlsport(ウールシュポルト)のスターターソフトグリップが一番のおすすめです。スターターソフトというパームは優れた耐久性を備えたパームですが、同時にある程度のグリップ力もあります。

似たような名前のパームで、「スターターレジスト」というパームもあります。こちらの方がより耐久性は高いですが、乾燥するとグリップ力が多少落ちるのでボールをキャッチしづらくなります。「スターターソフト」と商品名に入ったものが、おすすめです!

パワーライン エリート スターターソフト(Amazonで見る)
パワーライン スターターソフト

お子様に合った最適なスターターソフトの選び方を解説した記事も書いていますので、よろしければ参考にしてください!

好きな選手と同じグローブを選ぶ

adidas predator (アディダス プレデター)

子供の憧れといえば、やはり日本代表のゴールキーパーではないかと思います。アジアカップ2023で活躍した鈴木彩艶選手、今後の活躍が期待されるサンフレッチェ広島の大迫敬介選手はアディダスのグローブを使用しています。

adidas プレデターは、世界中のプロのゴールキーパーの中で一番愛用されているグローブです。ブンデスリーガのバイエルンで長年活躍する、マヌエル・ノイヤー選手や、ワールドカップ2022で優勝したアルゼンチン代表のエミリアーノ・マルティネスが使用するのもこのモデルのグローブです。

子供の体を守るのはキーパーグローブだけではありません。

また、キーパーグローブ以外にも、子供がゴールキーパーを始めるとなった場合にはプロテクターの購入も欠かせません。以下の記事もぜひ参考にしていただければと思います!

ゴールキーパーが守るべきなのは「ひざ・ひじ・こし」の3つです。芝のグラウンドでプレーできる恵まれた環境であれば、不要かも知れません。しかし、多くの子供たちがプレーするのは固い土のグラウンドではないでしょうか。

プレテクターなしで一生懸命練習すればするほど、必ずこの「ひざ・ひじ・こし」を痛めます。痛みのせいで、思いっきりプレーすることができなくなってしまいます。この中でも特に擦り傷ができたり、打ちやすい膝あてだけでも購入してあげて欲しいと切に願います。

まとめ

本記事では子供向けに初めてキーパーグローブを買うという方向けに、キーパーグローブの選び方を解説してみました。参考にしていただければと思います。

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