新型コロナで一時的に中断し、順々決勝以降は恒例のホーム&アウェーではなく、一発勝負。異例づくしの今シーズンのチャンピオンズリーグは、バイエルン・ミュンヘンの6度目の優勝で幕を閉じました。
やっぱかっこいいですよね。ビッグイヤーを掲げるシーンは。何度見ても。ちなみにビッグイヤーというのは、欧州の頂点の証である、このUEFAチャンピオンズリーグのトロフィーのことを指します。
優勝セレモニーで紙吹雪とともに、優勝チームのキャプテンがこのビッグイヤーを頭上に掲げるのは、最もテンションが上がる瞬間ですよね。今シーズン、欧州の頂点に立ったバイエルンのキャプテンはGKのマヌエル・ノイアーです。
UEFAチャンピオンズリーグ19-20での活躍
選手名:マヌエル・ノイアー(ドイツ代表/バイエルン・ミュンヘン)
今大会成績:11試合出場/8失点
自身2度めのチャンピオンズリーグ制覇を達成。怪我に悩まされ、復帰後も不調といわれドイツ代表でもバイエルンでもバッシングを受けることもありましたが、このチャンピオンズリーグでそんな声も完全に払拭し、改めて今でも世界最高クラスのGKであることを印象付けたこのチャンピオンズリーグだったと思います。
出場した11試合で、失点はわずかに8。クリーンシートは6試合。決勝でもネイマールやマルキーニョスのシュートを見事にセーブし大活躍。
こちらがその決勝戦でのプレー。
前半17分、ネイマールのシュートを止めたシーンは、最初のセーブ、そのあとのリアクションを含め圧巻ですね。
使用しているキーパーグローブは?
ノイアーが決勝で着用したグローブはadidasのプレデター20。
カラーは、黒・白・ゴールドでこの夏の最新モデルです。今までの赤をベースとしたデザインもかっこよかったですが、それを上回るかっこよさだと思います。
下記から購入可能です。最新モデルでもまだサイズも豊富にあります。
こちらがミドルモデル。お手頃な価格でとてもおすすめです。
こちらが同じプレデター20の下位モデル。ただ、随分デザインが変わってしまうんですよね。。
他にビッグイヤーを掲げたGKは?
欧州最高のチームを決める本大会は、歴史は長いですが、「チャンピオンズリーグ」という名前になったのは、1992-93シーズンからです。その後、1996-97シーズンからUEFAチャンピオンズリーグと改称されました。
1992-93シーズン以降にチャンピオンズリーグをキャプテンとして制覇し、ビッグイヤーを掲げたことがあるGKはニアーの他に2人います。いずれも伝説級のGKです。
2014年 イケル・カシージャス(レアル・マドリー)
先日引退を発表した元レアル・マドリーのGKイケル・カシージャス。アトレティコ・マドリーとのダービーを制して、見事にクラブ10度目のチャンピオンズリーグを制覇。12年前に続き、カシージャス自身は2度目、キャプテンとしては初めての欧州制覇でした。
1999年 ピーター・シュマイケル(マンチェスターユナイテッド)
決勝でバイエルンを破っての優勝。カンプ・ノウの悲劇、またはカンプ・ノウの軌跡といわれる決勝戦ですね。1-0でバイエルンリードで迎えた後半ロスタイム、GKのシュマイケルも上がってきて、同点においつきます。その直後にスールシャール(現マンチェスターユナイテッド監督)が逆転ゴール!信じられない奇跡です。ちなみに、相手のGKはあのオリバー・カーンでしたね。